二十四節気(にじゅうしせっき)ってなに?
二十四節気とは、昔の中国で作られた、季節の変化をわかりやすく表すためのカレンダーのようなものです。一年を春・夏・秋・冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つずつ、合計で24の時期に分けています。
この区切りは、太陽の動きに合わせて作られていて、「立春」や「夏至(げし)」「冬至(とうじ)」など、季節の名前がついています。自然のリズムに合わせて、暮らしや体調管理をするために役立てられてきました。

沖縄と二十四節気(にじゅうしせっき)
沖縄では、季節の移り変わりを大切にしていて、二十四節気にちなんだ行事や食文化が今も受け継がれています。
清明(シーミー)
春の「清明(せいめい)」のころ、沖縄では「シーミー」と呼ばれるお墓参りの行事があります。親せきが集まってお墓の前でごちそうを食べながら、先祖に感謝する大切な日です。
芒種(ボースー)
「芒種(ぼうしゅ)」の時期は、沖縄では「スーマンボースー」といって、梅雨の季節の始まりを表します。雨が増えるこの時期は、体調を崩しやすいため、昔から食事や生活に気をつける習慣がありました。
冬至(トゥンジー)
「冬至(とうじ)」の日には、沖縄では「トゥンジージューシー」という雑炊のようなごはんを食べる風習があります。体をあたため、健康を願う意味が込められています。
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